フィリピン原点回帰、田舎で個人事業主。
天然資源にも恵まれず、かと言って「工業」も他国から見れば相当に遅れているのは否めないフィリピン。第一次産業に従事する国民は多くても「生産性」が低いまま。しかし、良く考えて見ると「工業化」「効率化」されていないメリットも有る。生産性を優先するならば「バイオ」「薬品」漬けの農作物、機械化された漁業で資源枯渇、開発で自然破壊。小学生(瀬戸内海)の頃「桟橋」からでも大きい魚が見れたが高校の頃には消え「砂浜」は、乾いた砂になり貝類も居なくなった。フィリピンの田舎は、まだまだ魅力、小さいカヤックでも漁になる。山のパパイヤやマンゴーは放置されていても律義に実を付ける。もし、ちゃんと育てたら、どんだけ育つのか想像も出来ない。もう一つの考察点は、基本的に自由に農業・漁業に従事出来る事。日本では不可能、何故なら市場に出て来るのは「天然物」では無く「育てられた」製品。改良に改良を重ねた農産物に稚魚、稚貝から育てられた海産物、それらを保護する組合。組織の一員(他所からの人間に敷居は高い)にならなければクラブメンバーにはなれない。
TOSHI/MASADA
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